答えはピアノだった。
波の音、風が僕に勢いよく当たって過ぎ行く音。
まるで風が僕に悪戯をしながらじゃれているようだ。
風は僕と交じり合いながら、
指の間、髪の毛の間、腕の中、両足の間をぐるぐると巻き込みながら抜けていった。
砂浜にピアノ。
水平線を区切るようにピアノ。
遠くから見ると、グランドピアノは砂浜にあってはならないもののように浮いて見えた。
しかし、数分もすると砂と風はすぐにピアノを体の一部として迎え入れた。
ピアノの足下に砂が溜まってくる。
僕はピアノに近づき、恐る恐る音を鳴らしてみた。
響きはない。
微かに耳元に届く音は、まるで独りぼっちだった。
音はピアノから発音され、すぐに風と共に消えた。
座っているだけで髪が全て同じ方向になびく程の風力。
隣の人の話している声も聞こえないくらい風の音は轟音だった。
僕の奏でるピアノの音は失われていた。
僕には届かなかった。
それは、風のせいなのだろうか?
僕はずっと人生という迷路をさ迷っていた。
美しい音とは何か?格好いいリズムとは何か?心地よいテンポとは何か?
素敵な音楽とは何か?ピアニストとは誰か?僕は誰なのか?人生とは何なのか?
僕の中にあるクエスチョンは行き先の多すぎる別れ道のようだった。
そのどれもを手に入れたくて、僕は立ち往生していた。
道が多すぎて、一つを選ぶ事なんて出来なかった。
だから、別れ道の基の部分でずっと立ちつくしていた。
時間は進む。僕の人生は過ぎ去って行く。
ただ立ちつくしているだけで、時間は刻一刻と死に向かっている。
でも、相変わらず道が選べない。
時間を経過させたせいで、逆にもっと選択するプレッシャーを感じるようになってしまった。
もう随分長くこうして人生を迷っている。
こんな風にずっと迷っていると、いつしか音が聞こえなくなった。
僕の耳から音が消え失せた。
暗い自分の部屋でただ独り、僕は大切に大切に鍵盤を人差し指で鳴らしてみる。
だめだった。
感触だけが淡い春の思い出のように微かに心に残り、音だけが僕の透明な体を通り抜けてしまう。
小学生に戻りたかった。
あの頃は自分が誰か分かっていた。
自分が何故ピアノに向かっているか、分かっていた。
音は、僕の心をいつも暖かく抱きしめてくれたし、ピアノはいつでも僕の事を待っていてくれた。
今、僕は独りぼっちだ。
そして、ピアノも独りぼっちだ。
二つの運命はどこかで生き別れてしまった。
複雑すぎる迷路の中で別れた僕たちは、もう二度と出会えないように思えた。
僕は廃人のように東京をさ迷った。
流れる景色を横目に、僕は僕の事を呪った。
タクシーからは東京タワーが見えている。
僕にはその燃えるような東京タワーが心臓にみえた。
僕は生き物の体内にいて、今心臓部を見ている。
人生という獣に飲み込まれて、もう出てこられない迷路をさ迷う運命だ。
夜の東京は多くの人生が交差していた。
本当に色んな人がいた。
人の形をした音楽のようだった。
針でつつくと風船のように割れて、中から七色の音色が出てくるような気がした。
人は美しかった。
でも、切ないようにも見えた。
気がつくと僕は恵比寿駅の前にいた。
どこにあてもなく、僕はひっそりと歩いた。
人の流れとは逆に歩いた。
少し歩くとアートカフェにたどり着いた。
何年も前によく来た。
あの頃はまだ音が満ち溢れていた。
でも、アートカフェの主人は僕の音楽を認めていないようだった。
白髪で風格のあるその男主人は穏やかな顔で何一つ僕のピアノの感想を言わなかった。
きっと、僕が若かったのだろう。
僕の若々しい音楽を認めなかったのではなく、見守ってくれたのだと思う。
今思うと、そう思える。
「確か木目のスタンウェイがあったな」僕は呟いて階段を下りていった。
アートカフェはライブを終えたばかりで、人々の気配だけ残して殆ど誰も客がいなかった。
丁度良いときに来た。
僕は独りでビールを飲んだ。
あの時僕を見守ってくれた店主は相変わらずの穏やかな表情で僕を迎えてくれた。
もう何年も来ていないのに、ずっと通っている常連のように当たり前に自然に僕を店に迎え入れてくれた。
懐かしい。
僕の時間はここで止まっていたように思える。
でも、もう一人の僕は確かにここから離れて生きて来た気もする。
そして僕は気付いた。
時間は過ぎている。
口に出してずっと言い聞かせてきた事だけれど、初めて実感する事が出来た。
そう、時間は、確かに、非常に、過ぎている。
近づいては遠く離れ、近づいては遠く離れ、僕の隣を通り過ぎている。
「ピアノ、弾いてみたらどうだ」
店主が僕に言った。
僕は静かにピアノに近寄り、音を鳴らしてみた。
大切に、壊れてしまわないように、秘密に、そっと鳴らしてみた。
音は、聞こえなかった。
僕ははにかんだ表情を浮かべて「良いピアノですね」と店主に告げた。
「星に願いを」をジャズ風にして弾いてみた。
いつしか僕以外の客も増えていた。
アートカフェからは拍手が起きた。
でも、僕には音がない。
外では雨が降り始めていた。
無情にも、僕にはその雨の音だけが耳に残った。
楽譜を見て音を鳴らせる。
僕には実際に鍵盤を叩かなくても音が鳴らせるという特技がある。
その楽譜の音は、悲しみと孤独に満ちあふれていた。
テンポとリズムというメロディを束縛する呪いから解かれずに、孤独な鳴き声をあげているかのような音だった。
僕は何故かイタリアに行って金縛りにあった時の事を思いだした。
体の自由を奪われ、声にならない声を叫ぶ。
その楽譜の音は僕の今の心境にそっくりだった。
まるで音を失ったピアニストの人生を曲にしたかのようだった。
レコーディングスタジオ、オーケストラ、マイクが森林のように立っている。
この曲をサウンドトラックとして迎え入れる映画「天国はまだ遠く」の長澤雅彦監督と
この曲の作曲者渡辺俊幸さんが演奏を見守る。
テレビ局が僕の密着取材に訪れている。
スタジオは賑やかだった。
また、多くの人生が交差した。
人という音楽がハーモニーを響かせていた。
また、僕一人だけがそこに入れていないような錯覚に陥った。
音楽は、虹色のハーモニーや孤独な響きや孤高な切なさを響かせているようだった。
僕にはピアノの音が聞こえなかった。
悔しかった。
涙が出そうなくらい、悔しかった。
どうして聞こえないのだろう。
僕は全ての気持ちをそこにぶつけた。
出ているはずの音を必死になって聴いてみた。
「お願いだ。僕に音を届けて下さい」
心の中でそう祈り続けた。
戻れ。戻れ。僕の音よ、戻れ。
顔が真っ赤になるくらい息を止めて音に聞き入った。
少しだけ、少しだけ、いま、ほら、微かにピアノの孤独な音色が聞こえた。
音が戻ったのはたったその一瞬だった。
それでも、僕は懐かしい旧友に会えて、とても嬉しかった。
幸せだった。何よりも、幸せだった。
弾き終わって肩で息をするほど疲れていた。
その夜、全てのレコーディングを終えて帰宅する頃、僕は38度の熱を出していた。
頭が朦朧とする。
僕の中を音楽が駆けめぐる。
さっき録音していた音が再び頭を流れる。
クラシックのショパンやベートーヴェンと交差して不協和音になる。
意識が遠のく。
そんな風に意識の世界をさ迷っていると、いつしか僕はモスクワ留学時代に戻っていた。
僕は歩いていた。
吹雪でマイナス30度の中、ただ歩いていた。
もう1時間半も歩いている。
朦朧とする頭。
この場で座り込んでじっと死を迎えたいような穏やかな気分だった。
孤独で、寂しくて、僕にはもう何もなかった。
あの頃僕は全てを失ったような気分だった。
人間関係がうまく行かず、自分をうまく表現出来なくて、友達も恋人も失った。
ピアノも僕のもとを去った。
逃げるようにモスクワに来た僕は、ただ一人吹雪を彷徨っていた。
本当に、このまま死ぬのかと思った。
防寒具も殆どちゃんと着けていなかった。
40度の熱を出しながら、僕は歩いた。
そして、家まで帰った。
部屋に着くと、僕は真っ先にピアノに向かった。
「おい、お前はどうして僕のもとを去った?」
和音を一つ鳴らす。
「僕はこんなに君を愛しているのに」
違う和音を鳴らす。
段々激しく鳴らす。
最後には肘や腕全体を使って鍵盤に覆い被さる。
悲惨な音がした。
ピアノの悲鳴だ。
僕は泣き続けた。
朦朧とする頭を支えながら、おいおいと泣き続け、ピアノに謝った。
「ごめんよ、ごめん。僕が悪いんだ。ほんとに、ごめんよ…」
僕はうな垂れた。
そして、ペダルを踏み、人差し指で優しく鍵盤を舐めるように触ってみた。
今度は、暖かい音がした。
音は線となって僕の体に入り込み、緑色の光に変化して僕の心を落ち着かせた。
暖かかった。
幸せだった。
そして、僕は意識を失った。
映画「天国はまだ遠く」のエンディングテーマ「こと」を歌う熊木杏里さんと音楽を作った。
熊木さんの「こと」は、純粋で、素直で、率直で、優しくて、不器用な感じがした。
人より考える事が多いから、自分の容量より湧き出てくる気持ちの方が大きいから、
それをアウトプットするのに時間がかかってしまうような、素敵な人を表現している歌声だった。
僕はピアニストとして、ソリストとして、伴奏に徹するのはプライドが許さなかった。
でも、この曲とこの歌を聴いて、初めて自分がただの歯車になりたいと強く思った。
熊木さんは僕を「大人っぽい」と言った。
でも、僕はその逆だと思った。
音を失うような僕に、大人は似合わない。
僕は何も解っていない。
何も出来ていない。
僕はこの「こと」という曲において、強い悲しみを得た。
そして、傷から自由になれることも知った。
悲しみは悲しみで止めてはいけない。
そこから解放される事はないかもしれないが、自由になることは出来る。
熊木さんの歌声は、僕の遠い記憶から、音楽の国に帰れるパスポートを届けてくれた。
何も気張らず、何も気負わず、ただ純粋に音楽が好きなんだと思ってピアノを弾く事を思い出させてくれた。
僕は何をしていたのだろう。
ここまで、何の旅をしてきたのだろう。
ただ走って走って、走ってここまで来たら、何のために走ったか分からなくなっていた。
でも、今まで走り続けていたから、もう走りを止める訳にもいかず、
ただぜえぜえと息を上がらせながら今も走り続けている。
何を求めて走っていたのか、何が僕を走らせていたのか。
僕は何をやっていたのだろう。
道の後ろを振り返ってみる。
もう、戻れないかな。
もう、走りすぎたかな。
この道を戻れば、僕の落としてきた宝物はどこかに今も落ちているのだろうか。
それとも、後からきた車だか人だかによってぐちゃぐちゃに踏まれているかな。
僕は立ち止まった。
後ろを振り返り、前をもう一度見てみる。
道は無数に別れている。
僕は道を選びもせず、ただ走り続けていただけなんだ。
だから、真っ直ぐ進んでいなかったのかもしれない。
右に右に、左に左に進んでいただけで、僕はずっと同じ所を回っていたのかもしれない。
馬鹿だよな。
本当に。
「馬鹿だよ。本当に」
いつの間にか、誰かが横に立っている。
右を向く。
左を向く。
誰もいない。
いや、左に誰かいた気が…。下だった。
背の小さい子供が僕の左側に立って僕を見上げながら離していた。
「馬鹿だよ。本当に」と言ったその子は、小学生の頃の僕だった。
その子は優しく微笑んでいた。
「真っ直ぐ走ってると思って、必死に走り続けてきたのに、ただ回ってただけなんてさ、ほんと、馬鹿だよなぁ」
「こんな大人になるのか僕は」
子供の頃の僕は残念そうに言った。
「でもね」と子供の頃の僕は言った。「まだ遅くないよ」
そう告げて子供の頃の僕は地面を指指して去っていった。
僕はハッとして足下を見た。
僕は何かを踏んでいた。
それは木で出来た古い汚い箱だった。
洞窟に眠っている宝箱のように見えた。
僕はそのたがを外し、中を恐る恐る見てみた。
オルゴールだった。
オルゴールはねじが巻かれておらず、音が出なくなっていた。
僕はねじを巻いた。
でも、硬くてねじは微動だにしなかった。
僕は頑張ってねじを巻こうと努力した。
手から血が出てきた。
爪が少し欠けた。
痛みが僕を滅入らせたが、僕は引き続き力を入れた。
すると、やっとかたかたと音をたててねじは巻かれ始めた。
一度巻かれ始めると、もう後は殆ど力を要さなかった。
完全に巻ききると、オルゴールは止まっていた流れの続きを奏で始めた。
「天国はまだ遠く」で録音した曲とエンディングテーマの「こと」が流れた。
オルゴールなのに、音はそのままの音だった。
サウンドトラックを聴いているかのようだった。
熊木さんの「こと」ではちゃんと熊木さんの歌声が聞こえた。
僕のピアノも、聞こえた。
ピアノはちゃんと鳴っていた。
渡辺俊幸さんの曲では孤独な美しい響きを奏でていた。
熊木杏里さんとの曲では彼女自身が作ったメロディを邪魔しないように、静かに見守っている音がした。
「あぁ、僕は本当に馬鹿だ」
音はいつも僕の隣にいたんだ。
僕が気付いてあげられなかっただけで、僕の足下にあったんだ。
走りすぎたなんて僕のおごりだった。
僕が走っていたのはずっと同じ場所だったんだ。
何も変わらない。
昔の僕と、何も変わらない。
僕はずっとここにいたし、これからもここにいる。
音が僕と共にいてくれる限り、僕は自分を見失わないでいられるんだ。
もう、戻れないのかと思った。
音が僕の体内を満たしていたあの頃に、もう戻れないのかと思っていた。
でも、大きな間違いだった。
音楽は、いつでも人の体内で愛を奏でてくれている。
人は、人の形をした、音楽なんだ。
答えは、ピアノだった。
それ以外の何者でもなかった。
僕の体はピアノと繋がっていて、いつでも音が鳴らせる。
あのオルゴールは、ピアノだったのだろう。
僕は音を探して、ピアノを弾く事を疎かにしていた。
そうだ、僕にはピアノがある。
それが、答えだ。
その向こう側には何もない。
そこが、もう、答えだった。
僕はずっとピアノの向こう側を見ていたんだ。
ごめんよ。僕が間違えていた。君の大切さを見失っていた。
熊木さんの「こと」のPVを海で撮影した。
「天国はまだ遠く」の長澤さんが監督としてリードしてくれた。
僕はピアノを鳴らしてみる。
音はしない。
でも、もう何も怖くない。
僕の前にはピアノがある。
これが答えだ。
僕は焦らず、聞こえない音に聞き入った。
「こと」の前奏を弾く。
熊木さんの歌が入ってくる。
彼女は悪戯に砂浜に出てきた海の妖精のようだった。
僕はその歌声を支えられて幸せだと思う。
この曲、この映画に囲まれて、幸せだと強く思う。
もう、何も要らない。
なにもいらない。
僕は優しく撫でるように鍵盤に指を滑らせる。
彼女は僕に後ろ姿を向けて、海に向かって歌い続けている。
僕は目を瞑り、じっと風の中に消えていく歌声を聞く。
風が歌っているようだった。
空気が僕たちを音楽と共に包んでいるようだった。
戯れているようだった。
こうして僕たちは「こと」を、歌い、奏で終えた。
僕は笑いながら熊木さんに何かを言おうとした。
「楽しかった」だとか「幸せだった」だとか、そんな陳腐な事を言おうとした。
熊木さんは後ろ姿を引き続き僕に見せている。
歌い終えたのに、彼女は何も反応しない。
僕は怖かった。不安だった。
彼女にとっては当たり前のPV撮影で、当たり前の仕事なのかと思った。
もしその温度差があるとしたら、僕はまた音を失ってしまうような気がした。
やっと僕の答えが出たというのに。
彼女は風と同じ方向に少し傾いた。
その表情は穏やかだった。
髪が風の象徴のように空中で浮遊して、彼女はひっそりと波との会話を楽しんでいるようだった。
一瞬、彼女の瞳から涙がこぼれたような気がした。
すっとそれを指先でぬぐってしまったが、それは宝石のような輝きだった。
僕は何も言えなかった。
ただ、その音楽的な光景を、じっと見つめている事しか出来なかった。
人は、やっぱり音楽だった。
生きながらにして、音を奏でている。
僕は恐る恐る人差し指だけで鍵盤に触れてみた。
あと数センチ動かせば音が鳴る。
体が震えた。
僕の人生がここに集まっている気がした。
今までの事を思いだしてみた。
僕が当たり前のようにピアノを弾いていた少年時代から、留学に行った事まで。
いま、僕はピアノを弾く。
いま、再び僕に音が届く。
大切な物は、大切だと思わなくては大切な物ではない。
本当に大切だと思うという事は、好きで好きで、愛しくて、涙が出るほどかけがえのない事だ。
僕の体内で悲しみや切なさにも似たエネルギーが爆発しそうになる。
この一音に、全てをかける。
そうやってここまで歩いてきたんだ。
そうだった。
僕は、この、ピアノという楽器が、大好きだ。
波を打てない湖に、白鳥が一羽やってきた。
白鳥は湖の真ん中に降り立ち、水に波紋を起こした。
止まっていた時間が再び動き始める。
凍っていた生命が再び波打つ。
静かな湖に、また一匹また一匹と白鳥がやってくる。
春がくる。
花が咲く。
夏がくる。
虫たちが合唱を始める。
秋がくる。
鮮やかな色がつく。キンモクセイの香りがする。
冬がくる。
雪化粧をして、湖は新たな生命の誕生に準備する。
小さい頃の僕。
いま僕はこうして生きています。
そこにピアノはあるかい?
時には親密すぎて見失う事もあるけれど、それはずっと僕たちの体内に眠っているから、心配しないで。
天国はまだ遠い。
先はまだまだある。
そんな中で、人ひとりの力がたとえあまりにも小さなものだとしても、
生きるという事は、音を鳴らすということです。
人は音楽だったのです。
答えはいつもすぐそこに。
そして、宝物はいつも足下に。
迷うことも、道を誤ることも、無駄にはならなかった。
「強くあるなら、弱くあること」
今思うと、「こと」の中でこの歌詞のフレーズに力を入れた和音を弾いた事は、偶然ではなかったのだと思う。
僕の答えは、最初から最後まで、「ピアノを弾くこと」にあった。