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      <title>清塚信也 OFFICIAL BLOG</title>
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      <description>ピアニスト/コンポーザー清塚信也のオフィシャル・ブログ</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
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         <title>広島東洋カープ・栗原健太選手</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1693-thumb-400x300-3.jpg" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/02/10/IMG_1693-thumb-400x300-3.jpg" width="400" height="300" />
【東京恵比寿art cafe friendsにて、栗原選手と】



2月9日、初めて沖縄に行ってきました。
しかも、広島東洋カープのキャンプで「栗原健太選手」に会いに行ってきました。
野球好きな僕にとっては、どんな観光よりも贅沢な旅でした。
空き時間には「横浜」「ヤクルト」のキャンプにも行けました。
横浜ベイスターズの吉村選手とも少し面識があるので、久々に再会できて嬉しかったです。

今回の沖縄の旅で、改めて、
この日本という国は、温度差のある国だと感じました。
まぁ、当たり前なことなんですけどね。
それにしても、つい２日前まで、５メートルもある雪の壁に囲まれた
山形県月山の温泉宿「つたや」さんでのコンサートに行ってきたということもあって、
この数日間が夢の世界みたいです。
温度差が30℃もあるんですもんね、しかも飛行機で2時間くらいの範囲内で。
すごいよこの国は。

さて、栗原選手とは普段から仲良くしてるのですが、
去年は広島の４番バッターとして活躍したのは勿論、
WBC出場やゴールデングローブ賞などの大活躍を見せてくれました。
彼の性格はとても真面目で真摯です。
バッティングのことに関しても、すごく深く理論的に考えています。
それだけでなく、たとえば僕のピアノを生で聴いたときなんか、
「やっぱり強い音を出すときは力んではいけないんですか？」とか、
なんでも野球に結びつけて考える。
あと、ちょっと人見知りなとこもあるかなと思います。

そんな彼に、僕はバッターボックスに入る時の曲を弾かせてもらおうと思います。
得点圏にランナーを置いたときのチャンスや、一発逆転、サヨナラとか、
栗原選手にはここぞというときにヒップホップなどのリズムで緊張を紛らわしたり
ノリでカバーしたりというのではなく、
「侍」が決戦前に瞑想をするかのように、
静かに集中して緊張をむしろ受け入れて力にしてほしいと思い、
ピアノ一本の静かな強さを見せられる曲を提供したいと思います。
実は明日「レコーディング」なので、さて準備にとりかかるか。

みんなで栗原選手を応援しよう。
野球を知らないって人は…栗原選手！
昔の巨人はよかったなぁ…なんていうパターンの人も広島を応援しよう。
僕は西武ライオンズファンなんだけど、
正確にいうと「秋山、清原、デストラーデ」の「AKD」時代が好きだったので、
思い切って広島を応援しようかと思います。
でも「西武」「広島」は、それぞれパリーグとセリーグなので、同時に応援してもいいかな。
そういえば「Super Trio ３℃ 」のチェロ金子さんも広島ファンらしい。
今回の僕のキャンプ訪問をめっちゃ羨ましがってました。
うへへ。


<a href="http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20100209-OHT1T00274.htm">http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20100209-OHT1T00274.htm</a>
<a href="http://www.sanspo.com/baseball/photos/100209/bsr1002091637002-p7.htm">http://www.sanspo.com/baseball/photos/100209/bsr1002091637002-p7.htm</a>

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         <pubDate>Wed, 10 Feb 2010 14:18:21 +0900</pubDate>
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         <title>Super Trio ３℃ </title>
         <description><![CDATA[<img alt="Trio001.png" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/02/03/Trio001.png" width="525" height="392" />
【バラバラなところもあるけど、バラバラながら一丸となってる不思議なトリオです】

　　☆　　☆　　☆　　☆　　☆

ちょっとした風邪をひきました。
「何たらは風邪をひかない」って言うけど、僕はひいた。
なので、僕は「何たら」ではありませんね。
風邪と花粉症が合体して、
どっちが僕のことをこんな酷い目に遭わせているのか分かりません…。

『芸術家は惨めだ、惨めさが滲み出るから偉大なんだ。
　聴いてみろ、この繊細な左手のハーモニーを。
　でも、このピアニストはこんなに美しい左手の
　ハーモニーを持っていながら孤独なんだ。
　だから、惨めだ。』

で、僕は熱が出たりすると、変な言葉や文が脳裏に浮かんでくる。
こんな感じで。

『僕がね、なんで彼女に嫉妬するかというとね、
　それはね、僕が誰も信じていないからなんだ。
　いわば、嫉妬は「保険」なんだよね。
　もし、万が一に彼女が浮気したときでも、
　嫉妬しておけば、あとで慰めになるじゃない？
　ねえ、そうでしょ？』

まぁ、普段から変な言葉は浮かんでくるんだけど、
それは意識的、もしくは半意識的にこちらが要求している場合が多いので、良しとしよう。
それにしても、なんでこんな言葉が浮かんでくるのだろう。

『人間は努力する限り迷うものだ。
　でも、最終的に彼が神の道へと帰ってきたら、
　そのときは悪魔よ、己のことを心から恥じるがよい。』

これはゲーテのパクリだな。

ところで明日は、新しく結成したトリオ『Super Trio ３℃』 の初取材です。
３人で取材受けるって…どうやるんだろう。
まったく想像もつかないので、邪魔しないようにしとこうっと。
今年また石田さん（Violin）と金子さん（Cello）と一緒に舞台に上がって、
クールな「クラシック・トリオ」を皆さんに見せつけることができて、とても幸せです。

今ちょうど、テレビ画面で「ぽにょ」の宣伝やってます。
僕、宮崎駿さんの作品は本当に心の底から大好きなんですけど「ぽにょ」だけはちょっとまだ観てません。
なんでかというと「ぽにょ」の感じが、宣伝で見る限りは生理的に嫌だから。
あ、作品を否定してるのではありませんからね。
すごく感動したって評判だし、すごく良い作品なんでしょうね、でも、僕はまだ観れてません。
でも、観たい気持ちでいっぱいなので、すごくジレンマを感じてます。つらい。
なので「ぽにょ」の宣伝とか観ると、
「僕は一度しかない人生、ぽにょを観れないまま死んでいくんだ」という一抹の哀しさを感じます。
すごく、迷っています。

でも「Super Trio ３℃ 」を結成して、
また皆様にクールでポップなクラシックトリオをお届けできることに関しては、まったく迷いがありません。
「ぽにょ」とは違います。
確信をもって、言えます。
僕は限りある人生の中で、この伝説の「スーパートリオ」の一員になれて、本当によかった、と。

さて、「スーパーマリオ」でもやって寝ようっと。


　P.S  「３℃」って、なんかアクセサリー屋になかった？とかはなしにして下さい。

]]></description>
         <link>http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/02/super_trio.html</link>
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         <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 23:21:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>生きるというのは表現すること</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1796.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/02/02/IMG_1796.JPG" width="500" height="375" />
【この僕のふあふあな顔をみてください。左が佐藤順先生です】

　　♪　　　♪　　　♪　　　♪　　　♪　　　♪
　
北海道の帯広にある「大和鍼灸接骨院」の先生は佐藤順先生という。
佐藤先生は数多くの著名人を治療なさっていて、
治療場のロビーにはプロスポーツ選手や芸能人、
音楽家では葉加瀬太郎さんやNAOTOお兄ちゃんの
サイン付きの写真などが、所狭しと飾ってあります。

帯広へは今回で３回目になるでしょうか。
３回とも帯広「旭楽器さん」の主催でコンサートをさせてもらっています。
自慢じゃないけど、３回とも350席くらいのホールが満席で、
これは帯広では凄いことだ…とホールの人も言ってました。
まぁ、旭楽器さんのおかげなんですけど。
旭楽器のスタッフさんとも、行くたびに仲良しになっている気がします。
特に、今回はぐっと近づいた気がしました。

佐藤先生のご紹介で、
帯広の「FM-JAGA」さんのラジオ番組にも生出演させてもらいました。
パーソナリティ栗谷昌宏さんの番組に出させて頂いたのですが、
DJのMIHOさんとも仲良くなりました。
MIHOさんはNAOTOさんとも仲良しで、
NAOTOさんは帯広に来た時には、よくMIHOさんの番組に出演されています。

最初帯広に行った時は、まだ誰とも知り合いじゃなかったし、
初めて行く土地のコンサートということで、僕でも少しは不安になったりしました。
でも、気付けば色々な所での出逢いが「帯広」という場所で結ばれていて、
気付けば友人だらけ。
僕にしてはすごく珍しい現象です。
そういう事がすごく愛しく思える…そんな帯広の旅でした。

僕、本当はこういうブログ書くの大嫌いなんです。
よく「ブログなのに何で日記みたいなことを書かないの？」って訊かれることがありますけど、
ブログってそういうことを書くところなんでしょうか？
あと、スタッフへの挨拶とかそういう礼儀周りのことを
ブログに書かなきゃいけない、と言われることもあるけど、そうなのか…？
僕はありがたいと思ったら、個人的に伝達する方法をとります。
別にブログじゃなくてもいいじゃないか…と思います。
オフィシャルなところでの挨拶や謝礼も確かに効果的なんだろうけど、
僕はそういう事は個人的にやりたいので、オフィシャルなところではやりたくない…。

佐藤先生に針治療を受けているとき、
僕は何だか筋肉の脱力と共に気が遠くなっていって、
自分のイメージの世界に入って行けた感じがしました。
旭楽器の社長さんが去年歩いている時に転んでしまって、
腰を悪くしてしまったようで（今佐藤先生が治療中）、
「お酒を飲んだら何ともなくなって、つい無理な動きをしちゃうんだけど、
そうすると翌朝また悪くなってるんだよね」と言っていました。
なんだか、この言葉って、僕の生活と同じ感じがするなぁと思いました。

帯広のコンサートは大変盛り上がりました。
ホールが一体になってる感じというか。
そういう時、僕は自分の人生のことなんてどうでもよくなる。
…というか、忘れる。
アンコールなんかで、みんなの「ガード」が下がっていって
身体全体で僕の音を受け止めてるって感じられるとき、
僕は鳥肌が立つほど快感を得る。
その時はね、本当に、死んでも絶対後悔しないって思える。
「ああ、これが生きるってことだ」って心から思える。

で、コンサートが終わって、サイン会なんかでみんなと触れ合って、
誰もいなくなったホールでステマネさんとかに挨拶して、楽屋に戻る。
そこで、僕は現実に戻される。
魔法のかかった時間は、一瞬でどこかへ去ってしまったようだ。

「酔いがさめると、痛みが増して戻ってくる」

まさに、楽屋で一人になった僕には、痛みが押し寄せてくる。
その痛みは、他の色々な痛みを助ける。
例えば、グリッサンドでヒビ入った爪なんかの痛みを10倍くらいにしてくれてしまう。
こうした、ふとした時に、痛みはやってくる。
僕みたいに不器用に気張っていきがって生きている人は特に、
いつも抑えつけてる痛みが大反乱を起こして襲いかかってくる。
まぁ、それくらい佐藤先生の治療は気持ちいいってことなんですけど。

佐藤先生の治療院では、葉加瀬さんやNAOTOさんのヴァイオリンが流れてました。
その「残り香」が、帯広から東京に帰る時の飛行機でも僕の周りを漂っていて、
沈みかけている夕日なんかとマッチして、僕の人生のBGMみたいになってくれた。

僕がこんなだから、心配する人がいる。
…結構たくさんいる。
そして、心配させることを快く思わない人もいる。
あいつ、思わせぶりに心配なんかかけやがって。
だから、はっきり言うけど、僕に心配は「ゼロ％」も要りません。
１％じゃないですよ、ゼロです。
心配の「し」の字も要らないってことです。
心配なんて、僕は悪口よりもしてほしくないです。
僕はただ、

ただ、なんだろう。

ただ、の後が出てこない。
ただ、何でもない。
そう、ただ、何でもないんです。
別に、何の用事もありません。
そうだ、ただ、僕は「表現」しているんです。
生きることは、表現だ。
命を貰ったからには、表現をしなくてはいけない。
これは、命を貰ったものに与えられる義務です。
愛は呪いです。
ハッキリ言って、僕は「こんな面白くない人生なんて」って思うことよくあります。
でも、表現せずにはいられない。
生きるからには空気を吸うように、表現もしなくてはならない。
で、大切なのは、表現というのは「客」がいて成り立つということ。
だから、人が必要だ。
それで、夕日なんかみて感傷的になったり、
僕の周りで僕を介して人が出逢う事が愛しく思えたりする。

今は、帯広へ旅立つ時に「トム・クルーズ」の映画を観ていたから、
帰った時も…ということで「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観ています。
僕はこの「トム・クルーズ」が一番好きだなぁ。
ヴァンパイアは時代に不老不死だけど、
唯一弱点があるとするなら「日光」と「時代に置いてかれること」だそう。
すごく知的ですよね。
知的で美しいルールだ。
夜に生きて、社会に置いてかれちゃいけない。
それって音楽家に似てる。
深読みすれば、もしかしたら、足りないところを補うという以外にも、
ヴァンパイアとして生きていくためには、
罪悪感や人間味を忘れてはいけないということかもしれない。

さぁ、そろそろ文字を考えるのも疲れてきました。
長文お疲れさま。

あと、心配してくれてる方、ごめんなさい＆ありがとう。

これはブログだけど、ものすごく個人的なコメントとして受け取って下さい。
でも、心配は無用ですからね。
あと、悪口を言ってくれてる人も良口を言ってくれてる人も、ありがとう。

僕はあなたたちがいるから、表現していられるんです。

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         <pubDate>Tue, 02 Feb 2010 16:38:06 +0900</pubDate>
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         <title>出発前</title>
         <description><![CDATA[<img alt="kitara.png" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/01/27/kitara.png" width="464" height="346" />
【昨年12月札幌キタラ公演の際、ホールのロビーから写しました】


今日は帯広（北海道）へと旅立ちます。
今は羽田空港に向かう直前。
仕事はなしにして、お風呂に入ったり、
YouTubeで改造マリオを見たり、
BGM替わりに映画を流したりしています。
流している映画は「バニラスカイ」しようかと迷ったのですが「カクテル」。
なんとなく、トムクルーズの演技が観たくなったというわけです。

「カクテル」はラズベリー賞にも選ばれるくらい酷い映画だと言われました。
（注）ゴールデン・ラズベリー賞 → <a href="http://www1.kcn.ne.jp/~pop/gra/gra00.html">http://www1.kcn.ne.jp/~pop/gra/gra00.html</a>

専門家からすると、映画専門技術的に色々問題があると言うことらしいけど、
そんなの関係ねえじゃん…というのが僕の意見です。
僕は好きだなぁこの映画。
確かに、かなり安っぽい表現だなと思うところもあるし、
流れる音楽もあんまり好きじゃないし、
トムクルーズの演技もそれほど素晴らしいものじゃないんだ
…ということは素人の僕にでさえわかる。
でもトムクルーズの演技は、この映画に限っては
「ヘタ」なのではなくて「あどけない」ように見えます。
「へたうま」っていうのかな、こういうのが。

大学の先生に反抗したり、
彫刻家のパウエルさんに対して楯突くとことか、
この主人公には社会の中にある同調や権力に対して
決して流されないという頑固な姿勢があるものの、
それだけでは大人として生きていけないという矛盾や葛藤が見え隠れ。
まぁ、大抵の人間が多かれ少なかれ同じような悩みを抱えることになるし、
今さら映画にして声を大にして言うようなことではないけど、
何だかそういう当たり前のことを理解していて
映画にしてくれる人が世の中にはいるんだと思うと、
少し安心するのはなぜだろう。

まぁ、とにかく、書くことがないので…

いや、書きたいことが多すぎて、
頭が混乱しているので、
こんな内容のブログを書いてみました。
あしからず。

それじゃあ行ってきます。]]></description>
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         <pubDate>Wed, 27 Jan 2010 23:30:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>反省文</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1621.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/01/16/IMG_1621.JPG" width="645" height="483" />
【僕はきっと、死ぬまでピアノに向かう】

　　☆　　　☆　　　☆　　　☆

当たり前の事なんだけれど、人生は一度しかない。
僕が僕として、あなたがあなたとして生きていられる時間は限られている。
この事を思うと、どんなことでも頑張ってやらなきゃという危機感を覚える。

「やるのか、やらないのか」

人生にそのような選択肢は無いように思う。
頑張った事が自分にとって有意義だったかどうかなんて、
やり終わってから「感想」として自分の中だけで思っていればいい。
僕はいつも、そう言い聞かせて「危機感」を持たせて自分を奮い立たせているのだけれど、
その危機感は、いつのまにか、無くなってしまっている。
掌からこぼれ落ちる水のように、いつの間にかどこかにいってしまっている。

ゲーテのファウストでは、
神様が「人間はライバルがいないとすぐ怠けるから、人間を沢山創った」と言っていた。

その通りだと思う。
でも、ライバルは必ずしも他人じゃなくていい。
自分の中にいる自分でもいい。
僕みたいに人と競争するのが苦手な人もいるだろうし。

大切なのは「達成感」だ。
一歩でも進めば、それを褒めることが出来る。
そうやって、一歩一歩、確実に歩いていくんだ。
一度しかない人生…。
自分の出来る精一杯のところまで歩いてみたい。
少しでも高い山を登りたい。
こんな時に限って、美しいモーツァルトの音楽が流れている。

まずは、怠けた自分を赦して、第一歩から始めようと思う。

まぁ、今でも全然思っていないんだけど、
「出来るならもう一度人生を初めから…」なんて微塵も思えないくらい、精一杯頑張った人生がいい。
死ぬとき「あぁ、やっと休める」って言えるような人生がいい。

一生って、儚いね。

年齢的なものなのか、
同じ世代の友人に子供が生まれたり、知人が亡くなってしまったりと、
人の一生がリアルに見えるようになってきた。

人は生まれ、死んでゆく。
この限られた時間の中で、僕たちは一体何を見出せるのだろう？

こういう事を考えてるときにモーツァルトが流れててくれてよかった。
ほんとうに。
]]></description>
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         <pubDate>Fri, 15 Jan 2010 23:55:59 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>無題</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1552.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/01/04/IMG_1552.JPG" width="640" height="480" />
【昨年9月18日、北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」出演の際に披露した作品】



おめでとうございます。
うん、なんだか、「行事嫌い」で生きている僕からは、
世の中の「節目」というモノの感覚がなくなってきたみたいだ。
誕生日、クリスマス、お正月………

子供の頃から僕は「行事」というものが嫌いで、、、
うーん、嫌いというよりか、苦手という感じかもしれない。
そういうのがあんまり「ぴんとこない」ので、
「ほらー。今日はクリスマスよー」とかいう
家庭的な場面に出くわしてもあんまり楽しめなかった。
「え、なんで？ 誰が今日が特別だって決めたの？」
って思うことばかりでした。
あー、こんな子供…自分では絶対もちたくない。

「特別じゃない日おめでとう！」って
不思議な国のアリスで誰かが歌ってた気がするけど、
僕もそういう楽しみ方なら出来ます。
別に社会的には特別な日じゃなくとも、
僕にとっては特別な日っていう楽しみ方。

例えば、夏の真昼に突如として現れる通り雨とか、
ストライキで動かないバスや地下鉄とか、
すごく忙しい日の帰りに高速道路から見える夕日が綺麗な日だとか。
そういう何でもないことの方が
クリスマスだとかバレンタインだとかよりもずっと特別に感じます。

でも、なんといっても、お正月のいいところは、
外に人があんまりいないことですよね。
特に夜中は。

ということで、今年のお正月は夜ドライブを楽しみました。
ふら〜っと出ても、どの店もやってないし、しーんと静まりかえってる。
たまにやってるスターバックスのドライブスルーとか、
らあめん屋さんだとかに寄って楽しみました。
スターバックスの「ほうじ茶ティーラテ」…。
もう、このお正月はこれにつきる！
最高だ。

パジャマに毛が生えたみたいな「ほぼパジャマ」で外出できるのも、人が少ないからですね。
らあめん屋、映画館、お茶が出来る場所、病院、コンビニ…
そういう場所って、その土地その土地の空気が象徴されていて、
そういう所にふらーっと行くと、まるで僕がその土地のどこかに
引っ越してきたみたいな感じで、最高に、気分転換になる。

さて……。
僕は新年からいったい何を喋っているのだろうか……

まぁ、今年もこんな感じでマイペースにいきます。
賛辞も批判もありますけどねー、えー、そんなのどうでもいいでーす。
今年はショパンの年ですので、是非この機会にショパンの魅力に触れてみて下さい。
孤独な心には、やっぱりショパンのノクターンですよ！]]></description>
         <link>http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2010/01/post_257.html</link>
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         <pubDate>Mon, 04 Jan 2010 23:01:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ありがとうございます。</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1555.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/12/20/IMG_1555.JPG" width="640" height="480" />
【9月18日、北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」生放送終了後、出演者の皆様と】




みなさん、こんにちは

最近、地方のコンサートが沢山ありまして、
なかなかブログを更新出来ていません。
それでも、各地方でのコンサート終了後、
「ブログも楽しみにしています！」と
言ってくれる方々が結構いるのに感動しました。

僕はブログを書くのにそれほど時間を要していません。
長文ですごいねぇ…と言われる事もありますが、
僕にとっては「短い文」を書く方が時間がかかります（笑）。

なので、それほど負担にはなっていないのですが、
さすがにこのところは更新出来ませんでした。
それは、今の僕の生活の中で、
ブログを更新する…という流れに
なかなかならないからなのです。

東京→鹿児島→東京→熊本→佐賀→東京→水戸→東京→福岡→東京→岐阜→大分…

……なんていう移動を数日間でやりました。
「大変でしょ！」ということではなくて、
「幸せでしょ！」という風に僕は言いたい。

僕の人生の夢がひとつ叶ってしまいました。
ひとり旅をしながらコンサートをして回る。
これほど幸せなことはありませんよ。

そうすると、皆さまには悪いのですが、
あまりに充実感がありすぎて、ブログを更新出来なくなってしまうのです。

だから多分、僕にとってブログは
自己カウンセリングに近いものがあるのかもしれません。
それを公開して読んで貰ってるのだから、
それはかなり自己満足に近いものだと僕は思います。
でも、それでも「更新待っています！」と楽しみにしてくれている方々、
本当にありがとうございます！

さて、怒濤のコンサートラッシュの締め括りは北海道…かな？
青島広志先生と、仲良く「連弾」なんかしちゃいます。
札幌「キタラホール」は最高に素晴らしいホールですし、
ここのヤマハのピアノ…これが良い音がするんだな〜。
今から楽しみです！

北海道にいる友人やスタッフの方々にもお会いできるのも、
これまた楽しみです！]]></description>
         <link>http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/12/post_256.html</link>
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         <pubDate>Sun, 20 Dec 2009 00:31:03 +0900</pubDate>
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         <title>空音</title>
         <description><![CDATA[<img alt="Kuon01.png" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/11/02/Kuon01.png" width="656" height="491" />



朝からピアノを弾いていた。
ずっと、時間を忘れて。
弾いていたのはショパンだとかそういうのじゃない。
ただ「降りてきた音」だけを無心に出す。
それだけだ。

人は「訓練」を積むと、空気中に漂っている音を掴めるようになる。
「訓練」とは実に単純で簡単だ。
ただ、色んな妄想をしていればいい。それだけ。
目に見えないものを見たり、そこにない料理の匂いを嗅いだり…
そういうことを続けていると、存在しないものが本当にそこに存在するようになる。
それが僕の場合「音」だった。
人によっては「色」だったり「香り」だったりするらしい。
僕は空気中にある音を探し出す作業やその音自体のことを「空音」と呼んでいる。

「空音」を繰り返していると、少しずつその場で曲が出来上がってゆく。
曲は完成されて弾かれた後、すぐにどこかに消化されてしまうが、それでいい。
それらの曲を録音しようだとか、楽譜にしようだとか、そういう風には一切考えない。
向かってきては過ぎ去って行く、秋の木枯らしか時の流れのように、
自然に消滅していくのが本来の音楽の姿だ。

秋の穏やかな朝から「空音」をしていたのは、
平穏でとても美しい時間だったが、精神ではなく身体がさすがに疲れてきた。
気付けば目の奥の方がどくどくと痛む。
頭の中で踏み切りが鳴っているかのようだ。
腕も熱をもっていてひりひりする。
僕は少し風に当たろうと思って立ち上がってみようとしたが、足に力は入らなかった。
それから暫く（といってもどれくらいの時間だかわからない）僕の足はふにゃふにゃのごむのようになってしまっていた。

身体が言うことをきくようになるまで、僕はピアノの鍵盤に覆い被さるようにして休んだ。
こうしてぼーとしていると、部屋がみるみるうちに暗くなってゆくのがわかる。
僕の後ろに今の僕と同じ様な格好をした「ビル・エヴァンス」の写真がある。
僕はいつもこの「ビル・エヴァンス」の写真を見る度に、彼のことを「壁」だと思う。
音楽の世界と人間界の境界線にある壁だ。
彼は、どちらの世界も行き来できる。
でも、彼自身に感情や意見はない。
ただ、彼は境界線という役目を果たしているに過ぎないのだ。
僕は、彼の音楽を聴く度に、そして彼の写真を観る度に、いつもそういう感覚を覚えてきた。
一体どういう人生を送るとそのようなオーラが出せるのだろう。

…さて。
僕の身体は大分回復したようだ。
僕は風に当たりに行った。
秋と冬の狭間を遊ぶ風。
僕は２階にある自分の部屋の窓を全開に開けて「狭間の風」たちを招待した。
随分と冷たい風だ。
でも、真冬のそれとは違う。
狭間の風には、冷たさの中にも優しさが感じられる。
変な話だけど、風なのに血が通っていて体温がある感じがする。
僕は目を瞑って狭間の風をより実際的に感じてみた。
通り過ぎてゆく彼らは、…やはり音楽のように感じた。
もしかしたら、感動というのは、通り過ぎていく過程で起こる現象なのかもしれない。
そんな気がしてならなかった。

ふと目を開けると、家の前の道を誰かが歩いている。
青年だ。
たぶん20歳かそこらだろう。
手には白いA4サイズほどの紙を持っている。
何だろう？
ここら辺はあまり人通りがないのだけど、彼はここで何をしているのだろう。
あの紙は地図で、知人の家にでも遊びに来たのだろうか。
何にしても、彼の人生に僕が関わることはきっとない。
新幹線で名も知らぬ村を過ぎ去る時に見える民家のように、彼は僕を通過し、僕は彼に通過される。
それだけのことだ。
その後、彼は僕に気付き、ふと目線を僕の目の奥に射してきた。
その時僕の目の奥の方ではもう踏切は鳴っていなかった。

「さて…。もう一度、宛てのないピアノの旅に出るとしよう」
誰のためでもない、自分のためでもない、
この世に生まれては消えてゆく、儚い音楽を探す「空音」の旅に…。


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         <pubDate>Mon, 02 Nov 2009 23:52:44 +0900</pubDate>
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         <title>おもうことは…</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1051.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/10/24/IMG_1051.JPG" width="640" height="480" />
【僕は辛くなったとき、なんか良い感じの『道』を探す旅によく出ます】


　　　☆　　☆　　☆　　☆　　☆　　☆


秋晴れの甲州街道は、たとえ渋滞していたとしても清々しかった。
木々はやわらかい風に優しく揺られ、
停車している僕の車の中にきらきらと清純な秋の光りを漏らしていた。
わるくない。
その瞬間は秋の美しさの全てが集約されているように思えた。

大きなトラックがクラクションを凄い音で鳴らした。
10秒以上も鳴らしていたので、そのクラクションは運転手の憎しみや怒り、嫌味みたいなものだと解った。
どうやらクラクションは、右折しようとしていた大型トラックが、
赤信号になってから猛スピードで直進してきた軽トラックに対して鳴らされたものらしい。
僕の周りで停車している車の運転手たちも、一斉にクラクションが鳴ったところに関心がいっているようだ。
「うるせえよ」と言っている人もいれば、ただ単に驚いている人もいる。
中には恋人との話に夢中で見向きもしない人だっている。
いろんな人がいる。
あの、トラックの鳴らしたクラクションは、
トラックの運転手に鳴らされた時点でこの世に生まれ、色んな人の感性に宿って一人歩きしていく。
大きなクラクションの音を鳴らした時点で、もうその音はトラックの運転手のものではない。
それぞれの人のものだ。
交差点は、まさに人生が交わる場所なんだ。
単なるクラクションでさえ、そこではそれぞれの人生の味付けに変化する。
僕はその交差点を見つめながら、いつしかゆっくりと自分の人生を振り返っていた。
僕の人生にも、沢山の交差点があった。
この甲州街道のように。

小学生の頃、お母さんとお姉ちゃんが
ヴァイオリンのレッスンから帰ってくる夜の０時まで、心細く待ち続けたこと。
何かに追われているような不安がつきまとって、独りでは絶対に眠れなかった。
大勢のクラスメイトにいじめられてからかわれて、必死に逃げようとしているとき、
その大勢の中のひとりにいつも僕を助けてくれていた友達がいたこと。
中学生の時、念願のピアノコンクール全国大会優勝を果たした時のこと。
あのとき、やっと、ようやく手に入れた栄光なのに、なぜか僕には虚無感しか残っていなかった。
普段思い出せないような、どちらかといえばネガティブな思い出が、いくつも強制的に脳裏を走った。

僕の視線はまだ交差点に釘づけてある。
「でも」と僕は呟いた。
「わるくない」

僕のネガティブな思い出も含めて、僕の人生は素晴らしい人生だ。
だって、走っているじゃないか。
いま、こうやって甲州街道を走っているように、僕はいつだって前に進んできた。
だから、今こうしてここにいる。
いくつもの交差点を越え、時には渋滞に巻き込まれ、
時には疲れて停車し、時には大きなクラクションを鳴らされる。
でも、道はそこにある。
だから、わるくない。わるくない人生だ。
この秋晴れの甲州街道のように、わるくない道だ。

「ビー」と後ろでクラクションが鳴った。
気付けば、僕のひとつ前の車はもう結構先に進んでいる。
しびれをきらした後続車が僕に向かってクラクションを鳴らした。
僕はゆっくりと車を進ませた。
思い出を思い出すときは、目を瞑っていた方が良い時と、
目を開けて、しっかりと何か一点を見つめていた方が良い時と、どうしてあるのだろう？
そんなことを考えながら、僕はリハーサルに向かった。

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         <pubDate>Sat, 24 Oct 2009 01:35:09 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>結城安浩さん（Vo）</title>
         <description><![CDATA[<img alt="yuki.png" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/10/17/yuki.png" width="629" height="318" />


今日（10/16）は明日のリサイタルのリハーサルのために新宿へ行ってきました。
今僕は銀座の王子ホールで「５週間連続リサイタル」を行っている真っ最中なわけですが、
ゲスト出演していただく方との「合わせ練習」は全て
新宿のヤマハピアノセンターで行わせていただいています。
最高級のピアノを思う存分弾ける環境とあって、ゲストの皆様にも大変喜んでいただいています。

今日は明日のゲストでもあり「エスコルタ」のリーダーである結城安浩さんとのリハーサルでした。
初めて合わせるということもあり、時間に余裕を持って始めたので、
途中休み休み楽しいお話をしながら練習することが出来ました。
普段あんまり人とじっくり話さない僕ですから、とても新鮮で充実した時間となりました。

中でも興味深かったのが、
自分が誰かから「怒られた時」どういう反応をするかという話しでした。

僕は必死に怒っている人を見ると、とっても悪いとは思うんだけど、
笑いたくなっちゃうんです。子供の頃から。
だから、そういう態度のせいで相手の怒りを倍増させてしまうことも多々…。
結城さんは、怒られると「機能停止」するのだとか。
「なんかぼ〜っとしちゃって、すごく冷静になっちゃうんだよね」と話していました。
笑っちゃうよりは良いかな？ん〜あんまり変わらないかな。笑
因みに、僕のマネージメントをやってくれている事務所の割田社長は、
僕と同じく「可笑しくなっちゃう」と言っていました。
もう一種類挙げると「怒られたら怒り返す人」でしょう。
皆さんはどれに当てはまりますか？

怒られるとおかしくなって笑っちゃう。
怒られるとぼ〜ぅっとなっちゃう、機能停止。
怒られたら怒り返しちゃう。

結城さん、楽しいリハーサルをありがとうございました！
明日最高の演奏をしましょうね！！
今日みたいに楽しく出来たら幸せだなぁ〜〜〜。

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         <pubDate>Sat, 17 Oct 2009 02:06:12 +0900</pubDate>
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         <title>道</title>
         <description><![CDATA[<img alt="Road.png" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/10/14/Road.png" width="500" height="373" />



前を見て歩く人…

前を見ているから、美しい景色を誰よりも早く見つけることが出来る。
そして、見つけ出したその美しい景色だけを見つめて、一心に歩いてゆくことが出来る。
でも足下を見ないから、よくつまずいたり転んだりする。

足下を見て歩く人…

足下を見ながら歩く人は、殆ど絶対転ばない。
だから怪我をしないし、痛い思いもしない。
でも、前を見ないから美しい景色を見つけることが出来ない。

後ろを振り返りながら歩く人…

後ろを振り返りながら歩く人は、美しい景色より美しい思い出を大切にしている。
だから険しい道を行こうとも、過去の道しるべを頼りに歩き続けることが出来る。
でも、すぐ道に迷うし、すぐ前に歩いた道に戻りたくなってしまう。


あなたはどのタイプですか？]]></description>
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         <pubDate>Wed, 14 Oct 2009 22:33:25 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>松本蘭さん（Vn）</title>
         <description>ヴァイオリニスト「松本蘭」さんのCD発売のイベントコンサートに行ってきました。
銀座の山野楽器の一番上にあるホールでやったのだけど、まぁ美しかったこと美しかったこと。
松本蘭さんは僕がモスクワ留学から帰った20歳くらいの時から知っているのだけど、ずっと前から美しい女性です。
特に、ヴァイオリンを持っている姿は妖精のようでした。
いや、ほんとに、なんか蘭さんのところだけスモークがかかってみえるんですよ。
あと、耳が妖精っぽい。
それで美しい音色をお届けしちゃうんだもの、
そりゃくすぐられて笑っちゃうのと同じくらい当たり前に癒されてしまいますよね。

山野楽器のホールは、生音で勝負するクラシックには少し残響が足りない感じなのだけど、
そんなことに負けずにとても美しいヴァイオリンとピアノの音が溶け合って混ざり合って聞こえました。

蘭さんのCDは今僕の車でかかってるのだけど、これがまたとっても美しいです。
もう、何から何まで美しくしなきゃ気が済まないのだろうか？
「美しい」って大切なことだね。
見習わなくては。
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         <pubDate>Mon, 12 Oct 2009 09:26:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>憧れは９９９と共に</title>
         <description>もう誰もいない学校の屋上に上がって、
月明かりを僕の足下に射し込ませたり遮ったりする夜の雲のわりと速い流れを眺めていたら、
きっとあの向こうには違う世界があるんじゃないかっていう思いが
急に強く僕の脳裏を駆けめぐり始めて涙が止まらなくなった。
　
何かが哀しいとかそういうのではなくて、
その思い自体が僕の体に「涙を流す」という作用を起こしているかのようだった。

すごく不自然で、それは自分でも何だか不思議な感覚だった。
僕は泣き顔も作らず、ただぼぅっと月を無表情に眺めているままで、
まるで締め方が甘かった蛇口から出てくる水のようにボタボタと涙を足下に落としていった。

辺りにはキンモクセイの香りが漂っている。
もう夏の暑さは跡形もない。
つい数日前まで残暑が居座っていたのが夢みたいだ。

もう半袖は寒すぎるけど、僕は半袖のＴシャツを着ていた。
でも後悔はしない。
むしろ、この季節の変わり目を「寒さ」という強い刺激で感じられる事を喜びと感じる。

それから僕は、
どうして冷たくなると高いところから街を見下ろしたくなるんだろう、
なんて他愛のない事を考えながら月と流れる雲から視線を外し、
今度は足下の街の方を見下ろしてみた。

夜の街は「美しい巣」のようだった。
僕は美しい夜の街を見下ろしながら、全てのものに憧れる。
街行く人、道路を走る車、ゴーゴーと音をたてる電車、
新しい綺麗な建物から古くて傷んでる建物まで、どんなものにでも憧れる。
目に付くどんなものよりも僕は下らないモノだからだ。
僕の存在なんて、古くて傷んでる建物よりも下らないし、
うらびれた通りに生えてる雑草より下らない。
でも、だから何にでも憧れる事ができる。
それが僕の活力だ。

…僕はどれくらい屋上にいるのだろう？
もう１時間くらい経ったか。

辺りには相変わらずキンモクセイの香りが漂っている。
目を瞑ると、空気が黄色いみたいだ。
僕はもう一度夜空を見上げてみた。
さっきよりまた風が強くなっている。
月の前を慌ただしく雲が行き来していて、とても不思議な感じのする夜だ。
今にも銀河鉄道９９９が宇宙の遙か彼方からやってきそうで、
僕はちょっと自分が「星野鉄郎」になったような気がして、楽しくなった。

キンモクセイの香りを嗅ぐと、今でも16歳だった自分を思い出す。
よく、学校の屋上で他愛のない事を考えていたあの頃を。

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         <pubDate>Sat, 10 Oct 2009 00:54:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>高木慶太（Vc）</title>
         <description>昨夜、ドイツ留学から帰ってきたチェリストの「高木慶太くん」のリサイタルに行ってきました。
場所は新宿区「初台」のオペラシティリサイタルホール。
久しぶりに聴いた慶太のチェロが素晴らしかったからかもしれませんが、
日本中にある小ホールの中でもとても雰囲気の良いホールだと改めて思いました。
なんというか、こぢんまりとした、と言うとちょっと語弊があるかもしれないですが、
変に飾らない媚びない感じが疲れないなぁーと思いました。
あの「初台」の地下の隅っこでリサイタルやってるっていう感じも、密会っぽくて好きです。

さてさて、久しぶりの慶太はというと…
ん〜なんというか、言葉が出てこない。
とても良かったです。
僕の文章力で音楽の良さを語ろうなんてきっと間違ってるのだろうけど、
昨日の慶太の演奏は、チェロの良さがたっぷりと溢れ出てきそうな演奏でした。
美しさ、力強さ、厚み、、、
シューマンやベートーヴェンがどうしてチェロの小品やソナタを作曲しようとしたのかがよ〜く理解出来ました。
ヴァイオリンでもピアノでもなく、チェロなのです。
チェロにしか出来ない事がたくさんたくさんあるのです。
チェロでしか表現できない音や歌い方、それは母性にも似た温かさかもしれません。
改めてチェロの素晴らしさを教えて貰いました。

僕は留学に行ってその国の人みたいになって帰ってくる人が苦手なのですが、
慶太はただの「かぶれ」ではなく、
ドイツの空気感みたいなものをそのまま持って帰ってきてくれたように思います。
昨日はまるでヨーロッパにいるみたいでした。
それにしても「空気感」って正体はなんなのだろう？
ちょっとした間とかアクセントとかなんだろうなぁ。
でも、きっとそれだけではない。
強い意志とか深い愛情とか、そういう類のものだと思います。
慶太はそういうことをバカにしない素晴らしいプロのチェリストだと思います。
小手先ではなく、心から溢れ出てくる音だから、人を感動させられる。
そういうチェリストが帰国してくれて、とても嬉しく思います。
いずれ、舞台をご一緒出来ればと思います。



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         <pubDate>Thu, 08 Oct 2009 16:16:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>雨、音、トリオ</title>
         <description><![CDATA[<img alt="IMG_1513.JPG" src="http://www.ravenjam.com/kiyozuka/2009/10/06/IMG_1513.JPG" width="640" height="480" />
【トリオの名前はまだありません。別に募集もしてません。でもいいのがあったら教えてください】
（左から；リリス佐藤氏、譜めくり若松くん、石田泰尚さん、僕、シンくん人形、金子鈴太郎さん)


　　♪　　　♪　　　♪　　　♪　　　♪　　　♪

ん〜、今回の雨はなんだか好きになれない。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」では、
エポニーヌという女性が「恵みの雨よ」と言いながら雨の中で死んでゆくけど、
今、僕に降り注いでいるのは、まさにそういう暗くて哀しい雨のような気がします。

でも。
それでも、雨の表参道は若者の笑顔で満ち溢れていた。
雨って心の鏡なのかもしれないな。
その人の心境によって神聖なものから、暗くて哀しいものにまで変化する。
僕は今、この雨をとても憂鬱に感じているけれど、
ある人にとってはとても美しい雨なのかもしれない。

今日は青木さやかさんのピアノレッスンに行ってきたのだけど、
車から見える全ての景色が哀しい白黒映画ように見えてしまった。
表参道の若者達は、雨を受けてノビノビとしている野花のように
嬉しそうな笑顔を振りまいていたけれど、それさえも退廃的に見えてしまった。
で、そんな時に限って車の中ではコルトレーンの「Say it」なんかが流れてきて、
ちょっと泣きそうになってしまいました。
ジャズって「まぁいいじゃないか。みんな大変だけど、楽にいこうよ」みたいに
誰かから声をかけられているみたいな感じがする。
音楽って、本当に、言葉では届かない心の奥まで浸透してくる。
青木さんのピアノも非常に素直で美しい音色で癒されました。

そういえば、青木さんのレッスンに行く途中、
チェロの金子鈴太郎さんから電話がきて
「今、仙川で合わせ（リハーサル）が終わったんだけど、ご飯いかない？」って誘いが来ました。
「ごめんなさい今から仕事なんですー」っていうことで、今回はご一緒出来なかったけど、
けんちゃん（松山ケンイチ氏）以外の友人からご飯を誘われるのって、すごく久しぶりで新鮮でした。
最近僕は、金子鈴太郎さんと石田泰尚さんと３人で「トリオ」を結成したから、
とても久しぶりに団体行動を経験しています。
最初は３人で行動するなんて絶対無理〜と思っていたのですが、
ところがどっこい、３人でやってみたら気の遣わないこと気の遣わないこと…。
なんというか、３人とも、どこか共通するところがあるのかもしれませんね。
キャラクターはまったく違うんだけど。

…はぁ、それにしても長い雨だな。
でも、止まない雨はない。
この雨が長ければ長いほど、晴れの日の穏やかな秋風が美しく感じられる。
きっと。
僕の他にもこの雨を暗くて哀しいものだと思っている人いるかな。

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         <pubDate>Tue, 06 Oct 2009 02:27:09 +0900</pubDate>
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